中古物件を購入の際にフロアコーティングをご検討される方も多いかと思います。
今回はそんな一例をご紹介。
中川区にて築2年位のお住まいでした。

前オーナー様が頻繁にワックスを掛けていたのでしょうか。パッと見比較的きれいなフローリングでした。
ところが近くからよく見ると・・・

ダウンライトの反射で小キズが結構目立ちます。やはりワックスの表面硬度は柔らかいので、スリッパのすり傷等がすぐについてしまいます。
また、写真にはありませんが水分にも弱いのでところどころシミも目立っていました。
まずはワックスの剥離から。こういう中古物件の場合、いわゆるご入居中の物件と違い前のオーナー様の生活感をいかになくすかということが重要です。
ですので特に念入りに(いつも念入りですが)ワックスを完璧に除去します。
剥離したら、

小キズやシミは消えてなくなりました。フローリングの状態も非常によく、新築に近い状態でした。
ここからフロアコーティングです。今回はお客様のご要望がキズ防止ということでした。つやもピカピカまではいかなくてもそこそこあったほうがいいということでしたのでGコートつや有りでの施工です。

塗り始めです。右側が塗り終わったところ。
リビング全体が完了。
ワックスの時には目立っていた小キズ等も完全になくなったのはもちろん、Gコートの硬い塗膜で覆われますのでこれからは非常にキズに強くなります。
今回のお客様は主にキズ防止というのが目的でしたが、フローリングは常に肌に触れるところです。今回のような中古のお住まいの場合、健康・清潔という意味でリフレッシュされてみてはいかがですか。
by 寺島